ラジコン

【ラジコン#20】① GFCC前ジェノバ最終練習【つくパー18】

2024年5月21日(火)、つくばラジコンパークでジェノバとMO1.0を走らせました。このページはジェノバの走行内容のレポートです。この二ヵ月GFCC(ジーフォースコンペティションカップ)に向けてジェノバのセットアップと練習を行ってきましたが、今回をもって仕上げとします。

今回の課題

①ラウンドレース使用からGFCC仕様へ戻しての走行確認
(モーター・スパーギア・スプリング)
及び、CST501サーボをSRモードに設定したので確認

②ウエイトを積んでみる

③ピニオンギアを加速重視にしてみる

走行

走行①(14時)
19秒16
19秒26
19秒23
すぐにはリズム掴めず。
サーボのSRモードに関しては特に違和感はなかった。

走行②(14時半)
19秒25
19秒14
S字などリズム掴めてきたが、台数が増えてきたこともありタイムは上げられず。

走行③(15時)
ウエイトをサーボ後ろに40g搭載
18秒95
18秒88
18秒97
ウエイトは良い感じ。転倒が減り、アンダーステアが改善、アクセルを握れるようになった。

走行④(15時半)
19秒18
19秒08
19秒12
19秒02
19秒04
かなり混雑して来た。惜しくも18秒は入らず。

走行⑤(16時)
ピニオンギアを加速重視に変更(28T→26T)
19秒07
18秒95
加速が良く、S字のリズムが取りやすかった。ストレートの遅さは少し気になった。
転倒車両が多く、クリアラップがあまり取れなかった。

走行⓺(16時半)
リアダンパーオイルを少し硬めに(#475→#525)
リアダンパーOリングの間のシム取り外し
18秒47
18秒93
良い感じがする。

走行⑦(17時)
タイヤを1レース使用の良いものへ変更。
ピニオンギアを1T高速側へ(26T→27T)
18秒80
18秒89
18秒88
18秒80
18秒82
結構スピードが乗る感じがしたが、タイヤのおかげもあると思われる。18秒台は多く出たが、ベストタイムは落ちているのをどう見るか。

走行⑧(17時半)
バッテリー下にウエイト34gを追加。
18秒74
18秒64
18秒51
18秒93
18秒75
18秒81
18秒93
18秒59
全体的に走行安定性が向上。

走行⑨(18時)
フロントダンパーオイル変更(#525→#550)
フロントダンパーOリングの間のシム取り外し
18秒63
18秒97
18秒92
18秒95
一応同等のタイムが出てはいるが、なぜだかタイムが出にくい感じがした。ダンパーのせいかはわからない。

走行⑩(18時半)
リアダンパーアッパー側の取付穴をセンターから内側に変更。
18秒84
18秒96
18秒85
よくわからないが、特にメリットを感じない。

走行⑪(19時)
リアダンパーアッパー側取付穴を内側からセンターに変更(元に戻した)。
フロントダンパーオイルを柔らかめに変更(#550→#475)
18秒99
18秒97
タイム出ず。S字の切り返しが遅くなったような気がする。

走行⑫(19時半)
フロントタンパーオイル変更(#475→#525)
ピニオンギア変更(27T→26T)
18秒93
18秒77
18秒29 (自己ベスト更新)
一発タイムではあるものの、GFCC仕様での自己ベスト更新。

まとめ

ベストタイム更新 18秒29(これまでのベスト18秒33)

①サーボのSRモードは特に違和感なし
②ウエイトは安定性向上、アンダーステア緩和等効果あり
③ピニオンギアは加速重視の仕様で行く

仕様まとめ
・ダンパーオイル 前後とも#525
・スプリング Gforceカーペット用
・車高 前12㎜、後ろ11㎜
・ウェイト サーボ後ろに40g、バッテリー下に34g
・タイヤ Gforceカーペット用
・ダンパー取り付け位置:全て初期状態
・ピニオンギア26T
・前後ロアアーム エポキシ強化
・各部シムにてガタ取り
・バッテリー位置 めいっぱい前

昨年GFCCというレースの事を知り、3月に購入しました。レースに興味がありましたが、現在のラジコンの知識がなさ過ぎてレギュレーションが理解できないため、ワンメイクレースなら出られるのではないかという考えでした。昨年のGFCCに関しては定員に達しておりエントリーできずでした。しかし、そもそもまともに周回ができず、レースに出るようなレベルではなかったので、出られなかったのは良かったと思います。

その後は半年ほどラジコンは休止していました。ジムカーナに集中していたからということもありますが、上手く走れな過ぎて、あまり楽しくなかったからということもあったと思います。冬にまた少し走らせはじめ、やっぱり上手く出来なくて悩んでいた時、RO1.0を知り、購入したらあまりにも良く走って楽しくて熱中しました。ジェノバはオフロードで走る用にしましたが、オフロードでもあまり楽しくなくてだんだん走らせなくなっていました。

そんな折、2024年もGFCCが開催されると発表され、初心に帰ってもう一度目指してみようかなということで、改めてジェノバをカーペット仕様に戻して走ってみました。RO1.0でそれなりに気持ちよく走っていたので少しは上手く走れるかと思いきや、やはりイマイチでした。一方で、ジェノバでスイスイと速く走っている人もいて、ジェノバのせいにするのではなく、自分なりに良く走れるように仕上げてみようと思い、私のGFCC参戦プロジェクトが始まりました。

試行錯誤の繰り返しは正直走らせていて楽しくないというか、むしろイライラするときもありましたが、レースという目標を設定することで、粘ることができました。ジャンプのたびに不安定な挙動を示す車体に頭を抱えながらのトライ&エラーはいい勉強になりました。ハイエンドマシンはなんであんなに華麗に走れるのか、ジェノバと何が違うのかを考え続け、サスアームの剛性やガタの問題など気づきもありました。

そして前哨戦のラウンドレースに出るころには、ついに「RO1.0(ラウンドレース使用)よりも気持ちよく走れる!」と感じるまでになり、タイムも同等になりました。練習走行10分の中でも何度となく転び、起こしに行くのに疲れ果てて嫌になっていた最初の頃からすると、タイムも上がったし安定性も格段に上がりました。

なんとか18秒前半のベストタイムと18秒後半のアベレージタイムまでは到達できました。結構頑張ったという気持ちもあり、17秒台まで行きたかった気持ちもありますが、まだまだ技量も知識も足りないですから、あまり背伸びしないでまずは今のベストをしっかりとレースで発揮できればと思っています。

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