2024年6月2日(日)、つくばラジコンパークでラウンドスピードレースに参戦しました。
今回の仕様と参戦目的
2022年にXB(完成品)で購入し、ホビーフィールドKUHでぶつけまくりながら練習したTT-02です。
あちこちねじ山もバカになっていたのですが、すっかり走らせなくなっていたので放置しておりました。今回レースに出てみようということで、ついにロワデッキ(メインシャーシ)を交換しました。しかもハードタイプにしたので、仕様が変わっております。合わせて、サスアームやサスマウント、デフケースカバーなど、余っていた新品パーツを全て取り付けてリフレッシュしました。
また、前回の練習でまだギア比が大きすぎたので、29Tを購入しました。アルミモーターマウントと冷却ファンも付けました。デフは少しでもましになればという気持ちでアンチウェアグリスを塗布。サス周りやジョイントもグリスアップ等行って少しマシに動くように整備しました。
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今回の参戦はGFCCが終わった翌日突然思い立ったため、スピードグランプリコースでの練習は1回のみ、土曜日の練習はせず、変更した仕様でぶっつけ本番になります。土曜日練習しなかったのは体調が微妙だったためで、無理して練習したところで急にタイムが上がることもないだろうし、多少習熟度が上がったところで最下位がビリ2になる程度と予想されるので、体調を整えることを優先することにした次第です。
ピニオンギアを変えてどのくらい変わるか期待はありましたが、現実的に考えれば急に良い順位が狙えるほど上がることはないだろうということで、今回の目的はとりあえず「ラウンドスピードレースの1日の流れを経験し、現状の自分のレベルを確認する」ということになります。
朝の練習
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朝練習①(9:00)
15秒76
15秒62
前回の走行より非常にハイサイドしやすい印象。アクセルを握れない。タイムは一応15秒台に入ったが、前回より安定しない。
朝練習②(9:30)
フロントのスプリングをソフトからミディアムに変更
ベストは15秒825
特に改善は感じなかった。
以下、トランスポンダーでのタイムですが、練習時間はとにかく台数が多く、半分以上の周が追いつかれて譲っているためタイムを落としています。
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朝練習③(10:00)
ベストラップは15秒805
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10時半からドライバーズミーティング。参加台数が少なかったからか、開始を遅らせた模様。
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予選1
ベストタイム15秒485
当然のことながら抜かれまくりでした。
5回転倒、コースフェンスに衝突1回でしたが、ラウンドオフロードレースと違ってトータルタイムではなく1周タイムの勝負だったようなので、その点は問題ありませんでした。他の車にはそんなに迷惑を掛けずに走れたかと思います。
6台中6位(5位とのタイム差は0.4秒)
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同クラス出走11台中11位(トップとのタイム差は2.4秒)
(下表は1位から11位までのタイム)
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昼の練習
昼練習①
フロントのスプリングをミディアムからソフトに戻す。
ベストタイムは15秒737
違いはよくわからない。
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昼練習②
ベストタイムは15秒631
15秒台を出す頻度は上がったように思う。
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予選2
ベストタイムは15秒689
タイム更新できなかったので、予選1回目のタイムが予選の結果となり、12台中12位。
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決勝
Bメイン4位(最下位)スタート。
唯一タイムの近かった3位の人がマシントラブルによりスタートできず、タイム差の大きい2台との寂しい3台レースになりました。
引き離されて単独走行になるのは明らかでしたが、せめて数周だけでも近くを走れればという気持ちでスタート。
しかしその気持ちが裏目に出たか、1周目1コーナーで転倒し、ひたすら単独走行することになりました。下手なうえに練習も準備もろくにしないでレースに出たらこうなるという見本のような展開でした。
せめてベストタイムを更新しようと頑張り、15秒425。わずかながら更新は出来たものの、インに近づきすぎてフェンスに接触。フロントのロアアームが外れ、3輪状態になりました。なんとなく走れているのでリタイヤすべきか決断できないまま、ヨタヨタと数周走って3ラップダウンでのゴールとなりました。
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復習
夕練習①
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夕練習②
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夕練習③
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夕練習④
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夕練習⑤
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セッティングは特に変更せず、ひたすら走り込みました。走るにつれてだんだんコースのリズム感が掴めてきて、気持ちよく走れる感覚も所々出てきました。ただ、結局ベストタイムは更新できずでした。
まとめ・感想
〇レース結果
予選12位/12台
決勝11位/12台(1台DNS)
ベストタイム 15秒425
トップ差2.4秒(予選タイム比較)
という結果でした。一応参戦目的である「レースを経験すること」と「現状把握」は概ねできましたが、思いのほか成果の少ない参戦でした。今回は「なんとか迷惑をかけないで走れそう」という最低レベルの確認のみだったわけですが、「経験が目的だとしても、ある程度の事前準備はしないと実のある経験にするのは難しい」という経験になりました。
とはいえ、私にとっては人生初のオンロードレース参戦でした。心配性でいつも考え過ぎてしまう私としては、この「初参戦」というハードルをスッと越えられて、「思い切って一つのチャレンジが出来た」という自分の中での新たな実績になりました。
〇出てみてわかったこと、感じたこと
①スピードアリーナは予約席で満席だった。
オフロードコースと違って、コースサイドでレースを見ながら出番を待てると思っていたのですが、そうはなりませんでした。席の予約はどういうルールなのでしょうね。隣の建屋の席になったので進行のアナウンスが聞こえないのが困りました。ただ、実際席数も限りがありますし、相席になるくらいなら一人で座ってて気楽で良かったです。
②予選はトータルタイムではなく1周タイム勝負
リザルトが出るまでわかりませんでした。同じつくパーのレースでもオンとオフで違うものなのですね。トータルタイムのクラスもあるらしいですが。
③レース日はグリップが上がった?
仕様を変えたとはいえ、練習日よりハイサイドし易くなった気がします。オンロードだと走る人が増えてグリップが上がるということがあるのかな?
④ルーキークラスという名前だけどレベルは割と高い?
ベテランの上手い人が出ているという話を聞きました。別に決まりはないし、私が下手過ぎるのであまり関係は無かったですが、ルーキーとは何なのかとは思いました。
⑤下手な人は良いものを使うべき
「性能の劣る車種でどこまでやれるか」みたいなチャレンジは上手い人のやること。下手な人は性能の良いマシンを使って、マシンに助けてもらいながら実力を付けて行くべきだよなと思いました。
⓺オンロードはアクセルワークの練習になるかも
バギーコースのようにジャンプで乱されない分、操作や走行ラインやセッティングの変化がタイムに表れやすい気がしました。ハイサイドしないようにタイムを上げるのもアクセルワーク次第な気がします。
⑦コースのリズムが掴めて来ると気持ちいい
モーターが遅いうえにハイサイドするのでコーナーもアクセルを握れず、ちょっとストレスだったのですが、ライン取りやアクセルワークのリズムがピタッと決まるとスイスイ走る感じが気持ちよかったです。
〇今後はどうするか
とりあえずTT-02でどこまでできるかチャレンジというのはちょっと苦しそうなので、もしスピードレースを続けるならやはりRS1.0を買うようかなと思います。ただ、結局は今よりかなり上達しないとレースにはならなそうだし、私が出て楽しめるクラスは無いかなと思いました。
とりあえずバギーを優先していくつもりです。次に出るとしたら、今度はRS1.0でレースできそうなタイムを出せるところまで練習してから出たいと思います。