その他・雑記

R.5 ポルトガルGP感想

Moto3

佐々木選手3位表彰台!

しかし、今回は勝てる可能性が結構高そうでしたから、本人も「ちょっとがっかりしている」とコメントしていました。

残り2周でトップに立って「引き離そうとしたけれど無理だった」とのことですが、最終LAPの1コーナーで3位に落ちたまではまだ良かったけど、2コーナーのあたりでデニス・オンジュにちょっと無理やりな感じで抜かれたのが痛かった。すぐに抜き返したものの、そこでちょっと2位と離れてしまったので、最終ラップに仕掛けることが出来なかったですね。

しかし混戦のMoto3クラスではかなり運が絡んできますので、レース運びとしては十分だったのではないでしょうか。こういうレースを続けていければ、いずれ優勝も出来るだろうし、タイトル争いにも絡んでいけるかもしれないですね。

今回ランキングトップのデニス・フォッジャが苦戦して順位が低かったので少し詰められたし、次回以降も期待です。

MotoGP

予想

これはまだ決勝前に書いています。

今回予選の直前までずっと雨だったため、ドライのセッティングの時間が無くかなり読めないですが、その中で調子が良さそうなのはクアルタラロ、ミラー、ミル、アレックス・マルケス、マルク・マルケス、ビニャーレス、ザルコ・・・というところでしょうか。

その中で決勝では、優勝クアルタラロ、2位ミル、3位ミラーと予想します!

決勝

スタートでミルがトップに立ち、クアルタラロもジャンプアップして2位、そしてクアルタラロがミルを抜いてトップ、という前半。

クアルタラロ、ミル、ザルコ、ミラーという順で進行し、予想なかなかイイ線いってる感じでした。しかし終盤にミラーが転倒してミルが巻き込まれてリタイアというまさかの展開でした。これはコーナー進入でフロントからコケる典型的なレーシングアクシデントで、どうしようもないですね。巻き込まれたミルもサバサバした感じでした。

結果、クアルタラロ優勝、ザルコ2位、アレイシ・エスパルガロ3位という結果でした。クアルタラロはさすがチャンピオンの走り、独走勝利でした。

クアルタラロはこれで一気にランキングトップに上がって、主役がついにタイトル争いにからんで来たわけですが、ここまでの苦戦を思うと、こんなに早くランキングトップに来るとはちょっと想像してなかったですね。

そして対抗として一昨年のチャンピオンのミルが2位に来そうだったわけですが、まさかのリタイアでその分繰り上がって同じスズキのリンスが同点のランキング2位、今年のもう一人の本命であるバグナイアは予選の転倒で体が痛かったのか、パッとしなかったですね。そして2勝のバスティアニーニは転倒。

そうなると対抗馬は誰になるのか…とはいえ、クアルタラロもエンジンが遅いハンデがある中で、今後も楽ではなさそうです。

中上も転倒。中上選手はもう来年のシートはないといわれているようです。完全に「最終年の日本人」にありがちなリザルトになってしまっています。一花咲かせてほしいな~。

意外だったのは、調子の良さそうだったマルク・マルケスがスタート失敗した上に全然上がっていけなかったことですね。マルケスもプラクティスで転倒した影響があったのでしょうか。

超人のようなマルケスを倒して次の世代が台頭するところを見たかったのですが、ケガやマシンの不調で調子を落として世代交代ではなんだか寂しいですね。

Moto2

小椋選手、プラクティスではかなり下位に沈んでいた印象で、予選でも全然タイムが出ていなかったですが、最後のアタックで何とか上位に来たという感じに見えました。なので、なかなか苦戦しているのかと思いきや、レースが始まってみるとスタートからかなりいい調子で、ファステストラップを更新しながら1位、2位のグループに追いついて、「これは勝てるんじゃないか」と期待が高まりました。しかし、降雨によりクラッシュ。上位陣が軒並みクラッシュしたためそのまま赤旗中断になったものの、バイクの修理が間に合わずリタイア。

これは運がない…

一方で運があったのは、ランキングトップながら今回はあまりぱっとしていなかったビエッティ。ランキング上位が不在の第二レースで2位にはいり、見事ポイント差を大きく広げることになりました。

タイトルを取るライダーって、なんかこういう運持ってるんだよな~…でもまだ序盤だし…ヘーキヘーキ…と思っておきましょう。

優勝はジョー・ロバーツ。ケニー・ロバーツとは関係ないらしいですが、久しぶりのアメリカンライダー優勝らしいです!

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