ジムカーナ

ジムカーナ#19 長野遠征APPP 10/14

この前ジムカーナデビューした@genrou氏と長野に遠征です。
土曜日はAPPP(あさひプライム合同コソ練)、日曜日は長野練に参加してきました。

APPPでは「6本パイロン」という練習が盛り上がっていて、ランキングも公開されておりますので、ランキング上位を目指して挑みました。

今回の課題

行き詰っていた車体のほうについてですが、ジャパン杯で色々と情報を頂くことができて、2点変更をくわえました。

①フロントフォーク突き出し
バイクがバンクし辛い感じがしていたのですが、エンブレが強いせいだと思い込んでいました。それもあると思いますが、それだけでなくセルフステアが効き過ぎているという要因もあると感じ始めていました。
そこで突き出しを3mm減らしました(フロント車高が上がる方向)。

②ハンドル舵角規制
180度以上回るターンがだいぶ速くなってきた気がしていましたが、そこから次の加速にスムーズに繋げていない気がしていました。どうしたらいいのかと悩んでいたら、切れ角を減らしている人が結構いることに気づきました。ジムカーナでは小回りが多いので、舵角が多い方が良いと思い込んでいましたが、ハンドルが切れ過ぎるとバイクが起きてしまうし、旋回半径が小さければ速度は下がりがちなので、加速への繋がりも当然悪くなるわけです。
敢えてハンドル舵角を減らし、バンク角を増やして旋回速度を上げることで、減速も少なくできるし加速にも繋げやすくなるということなのかなということで、やってみました。

方法としては、とりあえずストッパーに両面テープでワッシャーを貼り付けました。良い感触であれば、何か恒久的な方法を考えます。

8の字GP

前回トリッカーで走ったベストは29秒7でした。
390DUKEでは8の字GPの計測はほとんどやったことが無かったのですが、ポヨンポヨンのサスに非力なエンジン、プアなブレーキ、デュアルパーパスタイヤのトリッカーに対しては大きくタイム上げたいところです。

走り始めは30秒台前半、徐々に上がって行って、28秒8まで出せました。

その後、舵角規制を無くしてノーマル舵角にした状態で、28秒3がベストでした。

もう少し大きく更新したかったというのが正直なところです。まだまだタイヤのグリップやエンジンのパワーを活かせていないのかなと思いました。実は最も練習しないといけないことなのかもしれません…

また、舵角規制をした状態でタイムが遅かった点については、旋回速度を上げる走り方に切り替えきれなかったという面もあると思います。

角助GP

スケスケGPと読むそうです。
回転の練習にもってこいだということなのですが、コースが非常に憶えづらく、一度は諦めたほどでした。

しかし、頑張って練習したらかなり回転が良い感じになり、6本パイロンのタイムアップにも確実に効果がありました。

初めのほうはかなりコースを思い出しながらという感じでしたが、大体憶えたところで38秒8、少しがんばって37秒8、午後に37秒7というタイムでした。舵角規制して小回りが利かないのがもどかしく、結局ノーマル舵角に戻したほうが圧倒的にタイムが上がりました。

最終的には34秒8でした。相当回転が速くなった気がして結構満足したのですが、ネットでちょっと調べてみたら33秒や32秒の動画も上がっており、「まだまだだった」とちょっとがっくりしました。

ともあれ、回転が鍛えられる良い練習だと思いました。

6本パイロン

今はやり(?)の6本パイロン。
これのためにAPPPに参加したといっても過言ではない!
タイムを測るのと順位が付くのが大好きです。

具体的にどの程度出せるかは走ってみないとわかりませんが、55~56秒が出せたらいいな~という漠然とした目標イメージでした。

L1 57秒605
L2 56秒855(ゴール枠逸脱)
L3 56秒476
L4 56秒444
L5 56秒136

空気圧調整(温感1.6)
L6 56秒812(足つき1)
L7 57秒433
L8 55秒999 ランク4位タイム!
L9 56秒270

午前中、なんとか55秒台に入りました。速度が出ているところからフルブレーキして小さいターンに入るところをうまく決められるかと、浅いターンを必要以上に回り過ぎず、速度を殺さないようにすることがポイントかなと思いました。また、最後のパートの回転がかなりじれったいので、そこでのロスが大きい感じがしました。

午後
L10 56秒277
L11 57秒787

ハンドル切れ角をノーマルに戻す
L12 56秒906
L13 55秒917 ランク3位タイム!
L14 55秒141 ランク2位タイム!
L15 55秒623

結局ノーマル舵角のほうが速く、安定して55秒台が出るようになりました。

角助GPの練習を挟んで…
L16 55秒046

さらに角助GPでベストタイムを更新してから…
L17 54秒787
L18 54秒619 ☆ランク1位タイム!!
L19 54秒843(パイロン接触2)

最後は角助GPで回転の感覚をがっちり掴んだ状態で走ったおかげで、最後のパートがかなり良い感じに走れました。

というわけで、まさかのランク1位ゲットです👍
これはメチャメチャ嬉しいです!!

まとめ

6本パイロン 54秒619 ランク1位
  ちょっと出来過ぎかもしれませんが、大変うれしいというか、もうこのまま帰っても良いと思ったほどに大満足です。強いブレーキから一気に小さくターンする操作がそれなりに出来た結果だと思います。もっと一つ一つ正確にスムーズに出来れば、大会のリザルトにもつながると思います。

8の字GP 28秒3 自己ベスト
  う~ん、漠然としたイメージですが、27秒5くらいまで行きたかったです。ノーマルトリッカーとのさがこの程度というのはちょっと悔しい。舵角で回る今の走り方だと、どうしても加速への繋がりが途切れるので、ここから上げていくうえではやはり舵角規制した状態でもっと旋回速度を上げる走りを身に付けないといけないのかなと思います。

角助GP 34秒8 自己ベスト
  初挑戦なので自己ベストなのは当たり前ですが、自分の中では「回転の神」が降りてきたというくらいに良い感じに回れていました。でもまだまだでした。

フロントフォーク突き出しは良かったと思います。ハンドリングが素直になった感じで、違和感なく乗れました。次の練習の機会にはさらに2mmマイナスも試してみたいと思います。

ハンドル舵角規制については、結局ノーマル舵角に戻ってしまいました。ノーマル舵角で小さく曲がる感触をかなり掴んできているので、そのほうが今は乗りやすいです。舵角規制をした状態では旋回半径が大きくなった割にバンク角を深めることができず、旋回速度を十分上げることができませんでした。
走り込んで、そのメリットを生かせる走り方を身に付けないといけない感じがするので、今シーズン残り2戦は今のスタイルで走り、シーズンオフにもう一度トライしてみようかなと思っています。単に舵角規制をするだけでなく、車体のバランスも旋回速度を上げる走り方に合わせないといけないのではないかという気もします。

良い収穫が得られた練習会でした。

-ジムカーナ