ジムカーナ

【ジムカーナ】大会#20 苦戦とVTR対決と17インチトリッカー試乗 【長野練8/11】

2024年8月11日(日)、長野練に参加しました。32℃ということで、前日よりさらに暑いなかの戦いでした。午後の練習ではgenrou氏のVTRを借りて勝負。さらにハタマチ氏のトリッカーを試乗させてもらいました。

今回の目標

前回に続いてトリッカーでの参加ですが、前回の6位入賞はかなり雨に助けられた感がありました。今回はドライ路面なうえに速い人も多いので入賞は絶望的なところですが、どれだけ食い下がれるか頑張ってみます。

今回のコース

特徴としては「回転」が無いというジムカーナコースとしては珍しいパターンです。回転が遅い私としては、少し希望のあるレイアウトでもあります。最後のパイロンからゴールまでが長いので、ゴールを逸脱しないようにということと、痛みのある右腕でのフルブレーキングがキツイところです。

タイムアタック

計測1回目 50秒512

計測2回目 50秒213

2周とも思い切りいけたので内容としては満足ですが、50秒前後のところに数人いたのを抜けなかったのは残念でした。

午前中残り時間の練習
L3 50秒836
L4 50秒105
L5 50秒058 
L6 49秒970
L7 49秒654
L8 49秒674

VTR対決

トリッカーでこれ以上走ってもあまりタイムを詰められるイメージが持てなかったので、違うバイクで走ったら何か得られないかと思い、午後の1回目の走行時間はgenrou氏のVTRを借りて走行しました。

※午後のタイムはシグナル形式のスタートのため、反応時間(カッコ内)が含まれます。

8の字で少しウォーミングアップした後走行しました。

L1 52秒767
L2 51秒153
L3 50秒889
L4 50秒992
L5 50秒808(r0.325)
L6 51秒167(r0.289)
L7 50秒093(r0.359) ☆

(参考)反応時間を引いたベストタイム 49秒734

VTRの感想
・エンジンは開け始めのパワー感があるが伸びが無い
・ハンドルの切れ角は思ったよりあり、最後に切れてくるところを使うのには慣れが必要だった
・タイヤのグリップはあるし荷重は掛けられる(スパコルV3中古)
・フロントブレーキは良く効く
・トリッカーより良さそうなのになぜかタイムは遅かった

17インチトリッカー試乗

VTRに続いて、ハタマチ氏のトリッカーを試乗させてもらいました。タイヤが17インチ化してある他、ジムカーナ用として各部が仕上げてある車両です。

L1 50秒856(f0.380)
L2 49秒756(r0.184)
L3 49秒535(r0.190) ☆
L4 50秒426(r0.391)
L5 49秒933(r0.274)
L6 51秒564(r0.182)(自分の車両)

(参考)反応時間を引いたベストタイム 49秒345

ハタマチ号感想(自分のトリッカー比較して)
・ハンドル切れ角少な目
・フロントブレーキはあまり効かない(自分の車両と大差ない)
・シートが低い
・エンジンパワーがある
・サス(特にフロント)が良く動く
・フルバンクの不安感が無い

以前8の字で少しだけ乗らせてもらったことがありますが、結構癖が強くてすぐには乗りこなせないような感じを持っていました。しかし今回腹を決めて乗ってみたら思いのほか早くなじむことができ、わずか3周で自己ベストを出すことができました。一番印象的だったのは、「乗っていて楽しい」ということでした。サスや前後バランスが良いからなのか、フルバンク回転してもバランスが崩れそうな不安感が無く、「もっと攻めれそうだ」というワクワク感がありました。
その割に4~5周目に伸ばせなかったのは、狙い過ぎてミスした部分があったのと、自分の中に出来てしまっている「限界」を超えられなかったことだと思います。「フロントが滑る」と思った時でもこのバイクは滑らなかったので、もう少し高いところに限界があったのでしょうが、使い切れませんでした。

最後に自分のトリッカーとの違いを確認したくて一周だけ自分のバイクで走りましたが、驚くほど乗り辛くて走るのが嫌になりましたw
具体的にはハンドルの切れ方が急激だったりシートが高いことから、フルロックターンが怖かったです。

まとめ

結果 12位 109.772% 4ポイント

午前中の2回の計測に関しては、納得できる走りができました。
その後の走り込みで3周しても0.2秒しか縮められなかったことからも、やはりそれなりのタイムは出せていたと感じました。その後さらに走り込んで、トータル7周目で0.6秒の更新がこの日のベストでした。

ハカイダーさんにアドバイスをお願いしました。
・重箱の隅をついてタイムを稼いでいく
・「こうしたらどうだろう」というアイディアを試していく
・トレイン走行などで自分より少し速い人に引っ張ってもらう
ということで、トレイン走行は最近避けていたのですが、またできる機会があればやっていこうと思います。

午後はもうトリッカーでこれ以上攻める気になれなかったので、走行①はgenrou氏のVTR、走行②はハタマチ氏のトリッカーを試乗させてもらいました。なにか伸び悩んでいる現状を打破するきっかけがつかめればという気持ちでした。

それぞれに良い経験になったのですが、気になったのは自分のバイクより良いと感じる部分があったのにタイムは思ったより伸ばせなかったということです。今の一番の課題は、もう一段速く走るための走行イメージが持てていないことなのかなと感じました。「こうしたらもっと速くなる」というアイディアが湧いてこないのです。壁にぶつかっています。

反応時間に関して。
今回初めて数値をみました。実は「シグナルだけで計測は発信機を通過して始まる」ものと勘違いしていたので、特別意識しないでやっていました。大体0.3秒くらいが自分の平均値でした。他の方を見ると、0.1秒以下の方もいました。上手くスタートした人とスタートだけで0.3秒差が付くのはもったいないですが、フライングすると1秒のペナルティ。過去にそれで優勝を逃したことがあるので、正直あまり攻める気にはなれませんが、0.1秒で順位が変わることもあるわけです。シグナルスタートは練習会ではなかなかできないので、こういう練習ができるのはありがたいことです。

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