ジムカーナ

ジムカーナ大会#7 モトジムカーナジャパン10/8 109% C1昇格

今回の目標

今回はおそらくC2とは言えないほど上手い人がいると思うので、入賞(6位以内)出来たら御の字。

毎回ペナルティを受けているので、今回こそは2ヒートともノーペナで走り切りたい!

ここまで公式戦は2回連続で114%なので、112%くらいまで記録を上げたい。

今回は全クラス合計で205名のエントリー(出走は197台)だったそうです。トミンサーキットのAコースが駐車場になるという、経験のない人の多さに圧倒されかかりましたが、C2クラスで行ったら35台ということで、そう多いわけでもないですね。それに走るときはどちらにしても一人なので、あまり関係ないと言えば関係ないです。

コース

「緩め、短めのコース」になりがちという噂でしたが、今回は「緩め、長め」のコースでした。

確実に2速に入れたほうが良さそうな前半のセクションと、2速にするか迷う後半のセクション。そして、コース中盤の3本のパイロンを8の字のように回るセクションが間違いそうだなと思いました。

第1ヒート

第1ヒートタイム 1分50秒522 25位

スタート直後セクション、2速から1速にシフトダウンする2カ所ともシフトダウンでリアが不安定になり、倒しこみが遅れてタイムロスしました。

さらに、間違いそうだと思っていた中盤のセクションではまんまとコースミス。予想とはちょっと違う形のミスでしたが、やはりコース確認の時点で、当該セクションの前で一瞬考えてしまう状態だったので、間違ったのは必然という感じです。気づいてやり直したので記録は残りましたが、大きなタイムロスでした。

また、C2クラストップが1分36秒という、A級並みのタイムをたたき出したので、優勝は絶対無理だなと思いました。

第2ヒート

全体のトップタイムは1分33秒7、C2クラスの上位は1位を除くと1分42~45秒というところでした。
C1への昇格ラインの110%タイムは1分43秒0、つまり1分42秒台を出さないと昇格出来ないということです。

私がコースミスをやり直したロスは2~3秒くらいかなと考えると、1ヒート目はミスしていなくても1分47秒くらいがせいぜいなのではないかと想像しました。
とすると、第2ヒートで走りを改善しても、1分42秒はかなり出すのが難しいと感じました。

また、2速に入れて失敗した最初のセクションに関しては、1カ所目は1速のままで引っ張り、2カ所目はシフトダウンしないで一つ先のコーナーまで走ることにしました。

第2ヒートタイム 1分42秒797

昇格も入賞も期待できなくなったおかげで、走りに集中できた気がします。

「こうしたほうが良かった」というポイントはもちろんありますし、満足できる内容とは言えませんが、ゴールした後ガッカリすることが多かったのに対し、望外のタイムが出たので今回は嬉しかったです。

結果と感想

109.67%

C2クラス5位

ペナルティ無し

C1昇格となりました!!

大会前に思ったのは、今年中にC1に昇格する可能性があるとすればジャパン杯だろうなということでした。ダンロップ杯は苦手意識のあるつくばのコースだし、JAGE杯は回転や細かいセクションが多い傾向があるので、私にとってはどちらもトップ比が開きやすいのに対して、ジャパン杯は慣れたトミンのコースで、緩いレイアウトになりがちだという話だったからです。

一方で、前回ペナルティでC2優勝を逃したままC1に上がるのは悔しい気もしました。C1は層が厚く、今回の自分のタイムをC1に当てはめると、なんと39位相当ということになります。今年の目標は公式戦でのC1昇格でしたが、現状あまりにもC1上位とかけ離れているので、年内はC2で出る方が張り合いがあるのではないかという思いもあり、最終結果が出るまでは正直複雑な気持ちでした。

しかし、終わってみれば上がれて良かったという気持ちです。ここからはC1上位を目指して、大きな差を埋めるための苦しい戦いになるかもしれませんが、それでも前に進めたということを喜びたいと思います。

今回のタイムは私にしてみれば驚きで、コースを間違ったのではないかと、帰ってからビデオで何度も確認するくらいでした。練習では106%も出ていたとはいえ、本番2本目で109%というのはこれまでの練習の成果が実ったという気持ちです。

前回は2位でも不満げでしたが、今回は5位でも嬉しいです。

ただ、リザルトをよくよく見てみれば、2位とのタイム差は0.6秒。1位は速すぎましたが、2位まではあと少しだったんだなと思うとちょっと惜しくもなりました。しかし0.6秒の差も実力の差、これからは1秒以下のタイム差で大きく順位が変わるクラスになっていくので、いよいよ昔カートでやっていたようなシビアな戦いになっていくのだなと感じました。そういうシビアな戦いを楽しんでいけたらと思います。

ここまで色々と教えてくださった方、練習の機会を提供してくださった方、応援してくれた方、競ってくれた方、ありがとうございました。おかげさまでC1までたどり着きました!!

これから

自分の中では良い結果だったとはいえ、今回はかなり昇格者が多かったことからも、コースレイアウトの影響があったと思います。もし前回のJAGE杯のようなコースだったら昇格できたとは思えません。ですから、今年残りの公式戦2戦ではまず、クラスタイムを出すことが第一目標になっていくでしょう。またまだ、急に早くなったりはしないと思います。

その中で、今回情報収集できたので反映したいポイントが以下の2点です。

①ハンドルの舵角が切れ過ぎの可能性

ジムカーナは小回りが重要なので、ハンドル舵角は多い方が良いと思っていました。しかし、意外とハンドル舵角を規制している人が多いことに気づきました。今回同じ車両の方に聞いたところ、「ノーマル舵角は切れ過ぎ」とのことだったので、私も舵角を規制してみようと思います。
今の私の車両は小回りは結構できていると思うのですが、進入で曲がり過ぎてパイロンを引っ掛けたり、切れ過ぎてフロントを押してしまったり、バイクが起き上がってしまったりするし、舵角が付きすぎて立ち上がりの加速にうまく繋げられていない感じがしていました。

②ハンドルの切れ込みが強い

セルフステアが強く、勢いよく舵角が付くので回転に入るときの速度コントロールや体重移動などがとてもシビアでミスしやすいこと。どんどん切れてくるのでバイクが深くバンクしないこと。エンジンブレーキの影響もあるかもしれませんが、それだけではないと感じていました。

これに関して、ディメンションで調整してみようということで、フロントフォークの突き出しをマイナスにしてみます。

これらにより、より操作が穏やかになってミスが出にくく、旋回速度の速い走り方に切り替えることで、今伸び悩んでいる部分の打開策を探っていきたいと思います。

最後に、メンタルは重要ですね。「何位になりたい」とか「何秒出したい」ではなくて、「こういう風に走りたい」という走行イメージを目指し、「結果はついてくる」という思いで臨めるようにしたいです。

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