ジムカーナ

【ジムカーナ】#32 上達したと思った後によくあること【ウミガメ練習会3/30】

2024年3月30日、ウミガメ練習会です。
25℃予報と大変暖かいというか、ちょっと暑いくらいの陽気になりました。

今回の課題

前週の平日ジムカーナ練習会で「回転中にしっかり押さえこんでバンクさせる」で最後にタイムアップしたので、それをしっかりと使いこなして前半からズバッと良いタイムを出せるようにしたいともくろんでおります。

速い小回りが使えれば、狭いレオンサーキットではトミンより一層効くだろうし、これはやっと壁を破れるんじゃないか?と思っていました…

リセットしたセッティングでレオンサーキットでも良い感じで走れるかどうかの確認と、余裕があればQ5Aのエア圧のテストなどが出来ればという感じです。

今回のコース

今回のコースは「修行コース」だそうです。

込み入った低速セクションが多く、特に中盤の「の」の字に回り込むセクションは過去に平日練で苦戦したことがあるトラウマセクションです。前回の練習の成果を試すには良いコースです。

中盤の「川」の字セクションは、コース図と違って、上のコース図でいうと右側が下がるような形で斜めになっています。本当だったら出口を考えれば、「真ん中→右→左」が一番良いのですが、真ん中から右に入るターンが非常に狭くなっています。A級の方は見た限りは真ん中から出られるように「左→右→真ん中」のルートを取っていました。私も初めはそのルートだったのですが、右から真ん中に入るターンもややきつく、結局後半は「真ん中→左→右」のルートを選びました。次のセクションへの繋がりは若干きついですが、「川」の中の通過が走りやすく、結果的に速かったのかなと思います。

走行1

走りはじめ、前回走行の最後に調子が良かった状態から、リアサスの伸び側減衰を1クリックハードにしています。
そのほうがバランスがとりやすかったので、走りはじめはそのほうが良いのではないかという考え方です。

L1 1分40秒835
L2 ミスコース
L3 1分41秒475
L4 1分40秒858
L5 1分40秒967

1周目はまずまずでしたが、やはり無意識に抑えてしまう部分があり、攻めれたとは言えない走りでした。
2周目、あってはならないミスコース。3周目もまだコースを間違いかける等ロスがありました。気持ちだけが先行して、ちゃんとコースに集中できていないような感じがします。

4、5周目は気を取り直してちゃんと走ったのですが、なぜかタイム更新できず。ショック。

走行2

L6 転倒
L7 ミスコース
L8 1分38秒788
L9 1分38秒747

2セット目の走行ですが、6周目は良い感じで「これならタイム更新できるだろう」と思ったゴール前、左回転なのに右回転に入ろうとして「あっ」と思ったらフロントが滑って転倒。結構激しく体を打ち、右ひじ擦りむき、右太もも横を強く打ち付け、ブーツのトゥスライダーがもげました。良い感じだったのに悔しいですが、またコース間違いに起因するもので、ちょっと集中力が足りない感じです。

転倒のメンタル的な影響もありその後の周は決して良い出来ではなかったのですが、なぜかタイムは上がり、気持ちは救われました。

走行3

ここから川の字セクションの通り方を真ん中→左→右に変えました。

L10 1分38秒815
L11 1分37秒854

リアサス伸び側減衰1クリック緩め(18戻し→19戻し)
L12 1分37秒738
L13 1分39秒185

どうもこの日はバイクをバンクさせようとしても思ったほど傾けられませんでした。減衰を緩めることで、より傾きやすくする方向にして、少し良くなったように思います。これは前回の練習でベストタイムだったセットです。

豚キムチ丼600円。福神漬け乗せちゃいました。

昼のフリー走行

リアタイヤ(Q5A)の空気圧を温感2.3→2.0に変更

L14 1分40秒659
L15 パイロン接触(マーシャルがいないので止まって修正)

しっかりタイムを出せずでした。違いは感じましたが、具体的にどうというのがはっきり言えないです。ただ、良いという感じでもなかったです。また別の機会にやってみます。

走行4

リアタイヤのエアは2.1にしました。何か変えたいと思ったので、なんとなくです。
フロントフォーク左側がちょっと(1mm弱)ずり上がっていたので修正しました。

L16 1分39秒041(選択セクション左右真ん中)
L17 1分37秒167(選択セクション真ん中左右(これ以降変更なし))
L18 1分37秒088
L19 1分37秒161

タイムは上げられましたが、36秒台には入れず。たくさんある回転の中で、どこか1つ2つちょっとミスってしまうので、それをなくせれば36秒台はいけると思いました。

走行5

セッティングは変えず、後はすべての回転でベストの内容になるように完成度に集中することにしました。
また、このセットからコース中盤のレブリミットに当たっていた場所で2速に上げるようにしました。

L20 1分36秒715
L21 1分37秒015
L22 1分36秒364
L23 1分36秒724
L24 1分35秒729 ☆ この日のベストラップ
L25 1分37秒100
L26 1分36秒486
L27 1分36秒212
L28 1分37秒765

この日の目標として35秒台を出したいと思ってはいましたが、かなり厳しいだろうとも思っていました。しかしセッティングだなんだとしなくても、前のセッションから走行内容だけで1.3秒速くなったわけです。道具に頼ってばかりいないで「走りで何とかしよう」という気持ちを忘れてはいけないと思いました。

まとめ

トップタイム比 107.032%

惜しくも106%は行かなかったですが、いずれにせよここの所同じような記録です。走りの内容は自分としてはいずれも会心の一周が出来た結果なのです。なぜだなぜだと思ったりもしましたが、単に「会心の走りが106~107%くらいが今の実力」という当たり前の事でした。なぜか、「会心の走りをしたら105%切れる」と思っていたので「おかしいな~」となっていたけれど、何もおかしくなかったのです。

ということは昨年後半から全然進歩できていないというわけなんですが、最初のころのように記録がどんどん詰まるものではないということですね。昨年末に104%台が出せたことが呪縛のようになっていましたが、焦らず一歩ずつと自分に言い聞かせてやっていきます。

とりあえず、セッティングでもっと楽に走れるようにしたいという試みはある程度やりましたが、驚くほど楽になるということもなく、ちゃんとライダーも頑張らなくてはならないとわかりました。実際、この日の最後は走りに集中してきちんと1周まとめきることで、午前中から2秒短縮できたわけです。この状態を100%としたときに、本番の2周をどれだけ近づけることができるか。それを目指して練習を積み重ねて行きたいと思います。

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