ジムカーナ

ジムカーナ大会#5 JAGE杯第3戦

JAGE杯は今年ここまで予定が合わず、今回が初参加です。練習で慣れているトミンサーキットで行われる公式戦ということで、内心これまでより良い成績を期待してもいました。

コース

JAGE杯は細かいセクションが多い傾向があるという話を聞いていましたので、想像していたよりは普通のコースと感じました。ただ、コース中盤の3連フリーターンは現場で見てみるといわゆる線踏みセクションになっていました。

①と③は図で見るよりパイロンの間隔が広いので、下図Aのように完全に中に入って普通にフリーターンするより、Bのように浅く入って前後タイヤの接地面をギリギリで越えさせるとタイムを削れます。ただし、失敗するとライン不通過やパイロン接触のペナルティになるリスクもあります。

①、②、③は順不同、足つき可、次のセクションへはセクション外(右脇か左脇)を通るという条件です。

第1ヒート

C2に上がって初の公式戦となります。
事務茶屋ではDシードがあるので、1HはDからになるのですが、公式戦はC2が一番最初の走行になります。そして今回のゼッケンは21、C2が23人なので、逆順で3番目の出走ということになります。
まだまだ経験が浅い私にとっては、他の人の走りを見れないのは結構マイナスなのですが仕方ありません。どうやらゼッケンは申込順のようなので、これからは早く申し込むようにしようと思います。C2にいる間は結構重要になりますね。

線踏みセクションについては、私はこれまで練習会も含めて未経験のため、浅いラインで行けるのか判断がつかず、普通に奥まで入りました。順番は①、③、②で、この順番で走った人が全クラス通して一番多かったような感じがしました。

タイムは1分50秒890

生タイムではトップタイムでしたが、ゴール枠を逸脱してしまい、3秒のペナルティが付いて4位となりました。
今回のコースは最後のパイロンからゴールまでの距離が、練習会などでこれまで経験したよりも少しだけ遠く、そのことを認識せずにフル加速した為、思ったよりスピードが乗ってしまったのです。また、ゴール枠もこれまでの経験より狭かったことも一因です。とはいえこれは自分の責任なので仕方ありません。失敗して一つまた経験を積んだということです。

ペナルティは残念でしたが、結局は2H目に皆タイムを上げるはずなので、2Hに勝負を掛けなくてはならないことには変わりないです。また、生タイムではトップだったことはちょっと自信になりました。

第2ヒート

第1ヒート後、他の人の線踏みセクションの走り方を一生懸命観察し、昼休みにコースウォークで「あーでもないこーでもない」と検討しました。浅く入るライン、行けるとは思いますが、練習でやったことが無く、本当にぶっつけ本番です。

「もしリアタイヤが線を越えなかったら…」

という不安が頭をよぎります。1ヒート目、深いラインでもトップタイムだったし、「無難に確実に走って、他の部分のタイムアップだけでも上位に行けるのでは?」という守りの心と、「いや、皆タイムを上げるはずだからそんな風に守っていてはだめだ!」という心がせめぎあっていました。

結局、線踏みセクションはチャレンジし、成功しました。これに関しては満足です。

しかし、②を右回りするつもりだったのに左回りしてしまいました。実はこの方が次のセクションへのつながりが良いのではないかと考えていたルートだったのでダメではないのですが、ちょっとたどたどしくなってしまったので、結局は少しロスしたと思います。

タイムは1分48秒824

2秒のタイムアップを果たしたので、直後は満足していたのですが、考えてみれば線踏みセクションでタイムを稼げたはずなので、それ以外の区間ではほとんどタイムアップできていなかったのかなと思います。線踏みセクションのことに意識をとらわれすぎていました。

結果・感想

痛恨のフライングを犯しておりました。

1秒ペナルティで3位…ということだったのですが、集計ミスか何かがあったらしく、後日2位に繰り上がりました。

あと0.106秒どこかで速く走れていたら…もしくはフライングしなければ…優勝だったのに……これがタラレバ定食というヤツですね。フライングも遅かったことも実力ですので受け入れなくてはなりません。

ということで1Hと2H比較動画を作って検証してみたところ…

前半の直線パイロンセクションは少し改善したものの、そのほかの場所はあまり変わらないか、1Hに対して落ちているところもあり、実質しっかり改善で来ているのは線踏みセクションだけでした。

トップタイム比は114.26%

一応クラスタイムは出せましたが、昇格は遥か彼方です。この後いったいどうすればいいのか、直後は正直途方に暮れたような気分でしたが、背伸びしすぎず、今はとにかく地道に練習して一歩一歩進んでいくのがレベルアップに繋がると思って頑張ろうと思います。

応援いただきありがとうございました!!

それにしても毎回毎回何かしらペナルティを受けて…ちょっと多すぎですね~。お行儀の良い運転が身上のインストラクター出身とは思えません。

余談ですが、上位シードの人で線踏みセクションを以下のルートで走った方がいました。

これは私も一番早いルートだろうと思いましたが、①から②に入る部分が猛烈にきつく、無理だろうと断念していました。実際チャレンジした方は①や③でリアタイヤ不通過や、真ん中の2本のパイロンどちらかへのヒットでのペナルティを受けたり、入り損ねや回り切れなくてやり直して時間をロスするといった方も多かったです。しかし、数名ですが成功している方もいてレベルの違いを思い知らされました。

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