ジムカーナ

ジムカーナ大会#9 ダンロップ杯第4戦 109.66%

JAGE C1に昇格して初めての大会となります。
今回は前日練習無しな分体力に余裕を持てるかと思いきや、前日のタイヤ交換でギックリ腰になってしまい、非常に体調面で不安のある状態での参加になりました。

今回の目標

C1に昇格したのが慣れたトミンでのジャパン杯でしたので、苦手なつくばでもしっかりクラスタイム(110%未満)を出すのが第一目標です。7月に開催されたダンロップ杯第3戦は114.10%でしたので、まぁまぁ高い目標かなと思います。

C1クラスは参加者層が厚く、トップレベルはB級(105%)に肉薄するタイムとなります。私は練習会においてもそんなタイムを出したことは無いので、入賞(6位以内)はほぼ無理という感覚です。

今回のコース

前半はきつめのオフセットスラローム、中盤に「川」の字のようなフリーセクションがあります。スピードが乗るところはほとんどないですが、低速コテコテでもない、中速コースという感じです。シフト操作は必要なさそう。
また、私がよく間違えてしまう「右→右」などの同じ向きのターンを繰り返す場所は無く、「右→左→右」と素直に走って大丈夫な、間違えにくいレイアウトかなと思いました。

「川」の字セクションについては、私は以下の通り方を選択しました。
図だと入り方がきついように見えますが、実際のコースでは入り口のゲートから繋がり良く大外に行けます。この通り方のメリットは、行ったり来たりしなくて良いので距離が短いような気がするのと、間違えにくい事です。デメリットとしては、図の上の方のターンになるほど狭くなって速度が落ちてしまうことです。

他にもいくつかのパターンがありましたが、終わってから「この通り方も良かったかも」と思ったのは以下の図です。
緩いターンで走れるので速度が落ちにくそうです。ただし、ちょっと混乱しやすいように思います。通るところを迷ったり間違ったりしそうです。私はこの図を描く段階でも何度も間違えたので、迷わずに走る自信がありません。

このセクションについてはA級B級の選手の中でも走り方が数パターンに別れ、第2ヒートにおいても統一されませんでした。強いて言うなら車種や選手ごとの得手不得手に合わせて、その人ごとの正解があるのかなと思います。

第1ヒート

腰痛の影響については、ウォーミングアップ開始時は恐る恐るでしたが、徐々にペースを上げていくうちに、意外と走れる状態だと確認できました。腰の曲げ伸ばしがきつかったのですが、軽く腰を曲げた乗車姿勢でしばらく走るうち、その姿勢で筋肉が固まるので、痛みは感じなくなりました。(バイクを降りた時に腰をまっすぐ伸ばすのが痛かったです)

1分44秒150 C1級 20位 トップ比110.86%

ペナルティ無し

スタート直後、3本目にあたる黄色いパイロンに対面したところで、一瞬右か左か考えてしまい、タイムロスしました。痛恨のミスという程の大きなロスではなかったかもしれませんが、「そこで間違うか!?」という感じで、自分の中でショックでした。その影響で、オフセットスラロームが全体的に勢いのない走りになってしまった気がします。

中盤以降はまぁまぁの走りだったかなと思いますが、あまり速く走れた感覚ではなかったです。また114%くらいのタイムをたたき出してしまったのではないかとガッカリしておりましたので、もう少しでクラスタイムだったのは意外でした。

第2ヒート

1分41秒828 ペナルティ無し

「川」の字セクションの通り方は1ヒート目のB級、A級の走りを見て、昼のコースウォークでも検討しましたが、結局1ヒート目と同じで行きました。他の走り方が明らかなメリットがあるとも思えなかったし、迷いやすいと思ったからです。

2.3秒のタイムアップでした。まずまず攻められたと思います。

オフセットスラロームや回転はもっと上げられると思いますが、これは練習して底上げしていくしかないと思いました。特にオフセットはもう少し加速にスムーズに繋げられるように、走りで何とかしたいですね。

ただ、1分40秒台だった他の選手と比較してみたところ、中盤の3連続回転と、後半からゴール前までが遅かったので、やはり回転が課題のようです。

まとめ、感想

最終結果
C1級 15位/54名 総合54位/162名
トップタイム比 109.66% 

ということで、クラスタイムを出すという目標を達成できました。

前回ジャパン杯で昇格が決まったときは、C1のあまりの層の厚さに入賞など遥か彼方に思えましたが、6位までのタイム差1.7秒ということで、頑張るモチベーションになる結果でした。

これまでなんだかんだ大会では入賞してきたので、何も無いのはちょっと寂しかったですね。早く入賞できるようにしたいですし、頑張り甲斐のあるところまで来たなとも思います。

「バイクにこう動いてほしい」とか「こういう風に走りたい」というさらなる改善のイメージも少し見え始めた感じがするので、その辺を具体的に明確にしていけばタイムアップに繋げられそうな気がします。

何より今回の収穫は、つくばのコースでも攻めて走れたことと、守りに入らずにノーペナで走れたことで、ちょっと自信が得られたことです。

ということで、JAGE杯最終戦に向けて練習がんばるぞ!!と行きたいところですが、まずは腰痛を直す療養が先になりそうです。

-ジムカーナ