ジムカーナ

【ジムカーナ】#38 セッティング沼68LAP【SRTTジムカーナ】

今年三回目のジムカーナにして、事務茶屋杯開幕戦前の最後の練習になります。

今回の課題

・リアサスのセッティングを決める
・新タイヤの確認(リアにスーパーコルサを初めて使う)
・スプロケットテスト(45T→46T)

備考
今回走行前にやったこと
・リアタイヤを0部山から3部山の物に交換
・フロントブレーキキャリパーのピストンにグリスアップ

今回のコース

中盤のもどかしい中途半端な360°旋回やゴール前の連続回転が難しそうです。
走ってみると、2本目の270°ターンも難しかったです。

今回は事務茶屋杯前ということで、自分の中でだけですが事務茶屋ルールに合わせて足つきはOKということにします。本番でも足つきを気にしないで思いっきり攻められるようにということです。

走行1

L1 1分41秒229
L2 1分40秒449
L3 ミスコース(フリーターンで足を着こうとして失敗)
L4 1分39秒238
L5 1分38秒743
L6 1分39秒506
L7 1分38秒294 ☆
L8 1分39秒001 

リアサスイニシャル 5㎜→7㎜
L9 1分40秒311
L10 1分39秒804
L11 1分39秒605

回転でのバランスがとり辛くなり、タイムも落ちました。いい方向ではないと思いますが、ダメ確のためにさらにイニシャルを掛けてみます。

リアサスイニシャル 7㎜→9㎜
L12 1分40秒164
L13 1分39秒249

やはり乗り辛いので戻します。

リアサスイニシャル 9㎜→5㎜(元に戻して再確認)
L14 1分39秒345
L15 1分38秒884
L16 1分38秒180 ☆

リアサスイニシャル 5㎜→3㎜
L17 1分38秒541
L18 1分38秒489
L19 1分38秒531

リアサスイニシャル 3㎜→0㎜
L20 1分38秒300
L21  転倒(最後の回転)

最後は転倒してしまいましたが、フィーリングは良かったので、イニシャルはゼロで行くことにします。

走行2

2セット目、11時40分頃から走行。
タイヤの空気圧を微調整(温感1.7狙い)

L22 1分39秒395
L23 1分40秒313
L24 1分38秒133
L25 1分39秒210
L26 1分37秒549 ☆
L27 1分37秒814

リアサス 圧側減衰 21戻し→26戻し(半回転)
L28 1分37秒285 ☆
L29 1分37秒708
L30 1分37秒471

リアサス 圧側減衰 26戻し→31戻し(全抜き)
L31 1分37秒162 ☆
L32 1分37秒561
L33 1分38秒120
L34 1分38秒500
L35 1分38秒319

圧側減衰も全抜きが良いようです。回転中のバランスがとりやすいし、向きの変りも良いように感じます。

走行3

午後1時からの走行です。
ひとまず午前の最後の状態で走り始めます。

L36 ミスコース(フリーターンで失敗)
L37 計測エラー
L38 1分42秒596
L39 1分37秒624
L40 1分37秒949
L41 1分36秒856 ☆

ベストタイムを更新出来たところで、伸び側減衰のテストに入ります。

リアサス 伸び側減衰を2クリック緩め
L42 1分47秒976(フリーターンで失敗)
L43 1分37秒236
L44 1分37秒422

37秒台前半ということで悪くはないけれど、ベストでもない…

リアサス 伸び側減衰をさらに2クリック緩め
L45 1分37秒800
L46 1分37秒383

同じようなタイム。

リアサス 伸び側減衰をさらに2クリック緩め
L47 1分37秒574
L48 1分37秒253

やはり同じようなタイムです。ただ、緩めるにつれて向きの変りは良くなるけれど、加速でのリアのけり出しが良くないような感覚がありました。タイヤが良ければ加速が活かせる分減衰は掛けていたほうが良いのかも?
とりあえず良くわからなくなったので元に戻してみます。

リアサス 伸び側減衰 6クリック締め(今日の初期状態に戻した)
L49 1分40秒081
L50 1分37秒306
L51 1分37秒831

やっぱり同じようなタイムです。そして連続で走り続けていたので疲れてちょっと集中力も思考力も落ちてきました。どうすればいいかわからなくなったので、とりあえず妥協案みたいな感じでちょっとだけ緩めてみました。

リアサス 伸び側減衰 1クリック緩め
L52 1分37秒858

やっぱり違いがはっきり出ないです。バイクの状態としては悪くは無いので、また次の機会にやることにします。
変化の大きいという伸び側減衰から先に合わせたほうが良かったかなと、後になって思いました。

走行4

フロントタイヤをQ5の110サイズ(これまでと変わらず)の新品に交換。
リアタイヤをQ5の150サイズから、スーパーコルサSC1の140サイズ新品に交換。

リアのサイズを変えた理由はなんとなくです。が、グリップが良いと評判のスパコルなら、1サイズ落としても行けるのでは?という適当な考えです。

L53 計測エラー
L54 パイロン接触
L55 1分39秒963
L56 1分38秒686
L57 1分37秒655(パイロン接触)
L58 1分38秒173

空気圧調整(上がりで1.7に合わせ)
L59 1分37秒433
L60 1分37秒738
L61 1分37秒308
L62 1分37秒967

古いタイヤと同等かちょっと落ちるタイムです。新しいタイヤの良いところってどうやって活かせばいいのか…頭が混乱してきました。

リアスプロケット変更 45T→46T
L63 1分37秒710
L64 1分36秒916
L65 1分36秒545(パイロン接触)
L66 1分36秒554
L67 1分36秒378
L68 1分36秒789

加速にメリハリがつき、回転中のアクセルも少しコントロールしやすいように感じました。タイムは大幅UP!

まとめ

トップタイム比 105.796%

車体の仕上がりとしては去年よりさらに良くなったと感じています。回転も、失敗はあるものの、以前より速く小さく回れているような気がしています。ですので、105%は決して悪くないとは思うのですが、「もっと良い記録が出ると思った」というのが正直なところです。

とりあえず、フロントサスの仕様変更を経て、「去年の年末なみの状態」には戻れたのかなと思います。その先を見たかったのですが、まだ遠いようです。

新品タイヤでタイムが上がらなかったというのはがっかりでした。

とは言え、上がってほしいというのは願望であって、上がらない可能性は大いにあると思っていました。
理由はまず「Q5中古で走っていてグリップ不足を感じていなかった」ということがあります。タイヤが減っていることを気にせずに思いっきり走れていましたので、グリップが良くなってもどこにプラスできるのかという感じでした。二つ目は、タイムに大きく影響する回転(180度以上の旋回を含む)ではバランスが重要で、タイヤの銘柄やサイズが変われば当然動きも変わるので、そこに慣れる時間が必要だろうということです。

このことから思うのは「まだまだグリップを使い切る領域まで行けていない」ということ。そういえばIRCのRX03からQ5に変えた時も、別段タイム比は変わらなかった気がします。そして逆に、Q5ってギリギリまで使えるいいタイヤだな~と思いました。

リアサスに関しては大体良いところは見つけられた気がします。もしかしたら、新品タイヤに対してセットがあっていないという可能性もありますので、その辺はまた次の機会にやってみます。

今回は事務茶屋杯前だったので足つきOKルールで走りました。足を着くぐらいギリギリのバランスまで常に攻めないと先が見えないので、そういう点は良い練習になりました。結局全周回の4割くらいは足を着いた気がします。サスセッティングでも結構影響あったので、バランスが崩れにくい車体に仕上げることも技術アップと合わせてやっていかないと、この先はなかなか見えてこないかなと思います。

事務茶屋前にやること
・ブレーキフルード交換
・クラッチハウジング交換
・各部増し締め(特にバックステップ回り)

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