小椋選手初優勝!!

雑記

2026・6・28、MotoGP第10戦オランダグランプリ感想

昨年の開幕戦、驚きのデビューレースを見て、必ず近いうちに頂点にたどり着くと確信していました。そしてついにその時が来ました。

実際のところ、昨年中にも優勝があるのでは?と期待しながら見ていたのですが、途中で怪我をした影響が大きく、また小椋らしくない転倒などもあり伸び悩んでいるようにも見えました。みていてもどかしい思いもありましたが、小椋選手はこれまでも経験を確実に結果に反映させてきたので、欠場はあったものの、一通り経験した2年目は必ずやってくれると期待していました。

また、昨年末からアプリリアの調子が上がり、ドゥカティに対して明らかに互角かそれ以上の力関係になっていることも幸運でした。

今年前半はなぜか予選がかみ合わなかったようですが、レースでは怒涛の追い上げを見せて、海外でも「後半に妙に速くなるヤツ」として注目されつつありましたね。

最近では「優勝するかどうかではなく、いつその時が来るかだ」と言われ始めていましたし、アプリリア勢の他のライダーがすでに優勝や表彰台という結果を出してい要る以上、そして同じく昨年MotoGPに上がったアルデゲルが優勝している以上、2年目だからと言って結果が出せない言い訳にはならなくなっていましたので、本人的にも優勝、最低でも複数回の表彰台は今年中に絶対取らなければいけないと考えていたと思います。

小椋選手が凄いなと思うのは、結果を求める思いもきっとあっただろうに、常に現実的だったことです。これはMoto2時代から感じていましたが、決して結果だけに囚われた無謀な走りはしないんですよね。チャンピオンシップを考えるとどうしてもあの選手の前ではゴールしたいとか、ホームだから優勝したいとか誰でも考えることだと思うのですが、常にその時に自分がそれが可能なのかを冷静に判断して、無理だと思ったらそれを受け入れることができる。これは凄い強さだと思います。

チェコでは初ポールポジションでしたが、普通なら舞い上がるだろうし、初優勝も意識するでしょう。しかし、はたから見ると完璧な平常心で落ち着いたレースをしてくれるところがただものじゃない。2位に終わってちょっと複雑な気分での次戦オランダに来て、再びフロントロー2番手からのスタート。今度こそ優勝をと意識したはずですが、スプリントは落ち着いて2位を取り、いよいよ決勝、誰もが優勝を期待する中で、レース前半には珍しくやや強引な走りが裏目に出る場面もありましたが、最終的に優勝をもぎ取ってくれました。

安定感と後半の強さに予選の速さが加わってきて、この先上位争いをたくさん見せてくれるのではと期待しています。ただ、今回の活躍はヨーロッパを襲った熱波の影響も否定できないと思います。まだ、タイヤのウォームアップが苦手で低温コンディションではタイムが出せないという点が改善したかどうかはわかりません。ただ、こういう運も実力のうち。得意な高温でのレースでどんどん結果を出して上位の経験を積めば、いつの間にか低温でも速く走れるようになったりするんじゃないかなと期待しています。毎レース毎レース楽しみで仕方ありません。

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