レビュー

【レビュー】RS-TAICHI クイックドライカーゴパンツ

私は以前からRS-TAICHIのRSY247のクイックドライカーゴパンツを愛用しておりました。
マフラーにあてて裾に穴が開いてしまったのに使い続け、バイクでない旅行でも履いていくほどに気に入っております。

しかしながら気づけばこのモデルはカタログ落ちし、現在は後継モデルのRSY258が販売されています。

今回、RSY258を購入しましたので、RSY247と共通の良いところ、違う点、実際に使用した感想をまとめます。

良いところ

①素材

旧モデルと共通して良いところが素材の良さです。

基本的には比較的暑い時期向けかと思いますが、メッシュパンツのようにエアスルーではないので、真夏は辛いと思います。ただし、それ以外の普通の暑い日から、比較的涼しい時期まで、不思議なほど幅広く使えるのです。通気性もあるけれど意外と暖かいとでも言いましょうか。私は真冬にもインナーダウンや電熱パンツと合わせて使用していました。

②撥水性

これはあまり期待してはいけませんが、軽い雨なら少しは軸という程度でしょうか。しかし、その撥水性のおかげなのか、泥が跳ねても乾くと自然に取れていくという特徴があります。ツーリングの途中ではねた泥が、夕方には乾いて風で飛ばされて落ちていると言ったことが結構ありました。ジーンズなどでは染みてしまったりして、面倒なことでしょう。

③ストレッチ性

ストレッチ素材なのと軽いので、履きやすく歩きやすく、キャンプではそのまま寝ても快適です。

旧モデルとの違い(使用してみて)

旧モデルとの違いは、シルエットです。

旧モデルはカーゴパンツらしいダボっとしたサイズ感になっており、裾もかなり長くブーツアウトスタイルになります。

一方、現行モデルはスリムなシルエットとなっており、サイズ感もタイトで裾も細く、ブーツインするか、ブーツにかぶらずに余す感じの履き方になります。

私は下にタイツやインナーダウンなどを履くような気温の時期にも使いたいので、旧モデルではLサイズを履いていましたが、今回勝った現行モデルはXLにしました。それでも少し旧モデルよりタイトな感じです。

シルエットに関しては好き好きだと思いますし、私もどちらもアリだと思います。ただ、裾がブーツを覆わないため、ブーツへの風の吹き込みは感じました。これは夏はメリットですが、寒くなってくるとデメリットとなるかと思います。

また、オフロードバイクで林道に入った際、山歩きのような状況になったときに、ブーツに異物が入りやすいと感じました。また、裾に泥がはねた際にも、乾いて落ちるときにブーツの中に入ってしまうのではないかという心配を感じます。

ポケット形状やボタンなども変更していますが、これは今のところどちらが良いという程の違いは感じません。

プロテクションについては、膝プロテクターは旧モデルと同じく入っています。安全性だけでなく、冬は膝に当たる風の冷たさを軽減しくれるので良いです。当然暑い時期はその部分は少し蒸れますが、真夏以外はそれほど気にはならないです。
それと現行モデルでは腰の横にパッドが入っています。これは旧モデルではなかったと思います(もしかしたら私が外したかもしれませんが)。腰の横は転倒した時結構強く打つ場所なので、あるのは良いですね。

まとめ

基本的には旧モデルのメリットを引き継いで、使い勝手の良いライディングパンツになっていると思います。

ただ、やはり裾は広めでブーツアウトに出来たほうが良かったかな~というのが、使い始めての感想ではあります。その点が気にならない方には大変おすすめの製品です。

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