ツーリング

【番外編】雪祭り&流氷弾丸ツアー2

朝食は前夜の餃子とザンギの残り。それと袋野菜。
朝にしてはちょっと脂っこかったですね。

チェックアウトが11時と遅めなので、チェックアウトせずに朝の雪祭りを散策に出ました。
まだ見学者も誘導員もおらず、通勤する人たちが一方通行指定の通路を逆に歩いて行きます。大勢の人がこれを見るためにはるばる訪れるというのに、雪像に見向きもせずいそいそ先を急ぐ、日常と非日常のコントラストがまた良い。

夜の間に降った雪が雪像にも通路に広場にも積もっていました。そのままにしていたら雪像の造形が台無しになってしまいますから、しっかり落とさなければならないですね。雪像を壊さないようにしながらの雪かき、雪下ろし。ほぼ毎朝の事でしょうし、大変ですね。

すすきの会場に向かう途中、吹雪になりました。当然のことながら氷像もやはり雪が積もっています。氷像の周りの道路は昨夜は歩行者天国でしたが、この時は普通に車が走っており、日によって交通規制の時間も違うようでした。交通規制していない時間帯は近くで見ることが出来ないのが残念です。

10時ころにホテルに戻り、身支度を整え直し、体も温めてから11時チェックアウト。
バス停の近くにあるヒリヒリオオドオリというスープカレー店に入りました。3辛が「辛いのが好きな人はここから」というレベルだそうです。この後バスに5時間乗るのにお腹が痛くなったらどうしようという心配もあったのですが、やはりスープカレーは辛いもの。昨日の昼食で食べたスープカレーにどこか物足りなさを感じていたので、思い切って3辛を注文しました。せめてもの胃腸保護のため、ラッシーも注文。

結果としては大正解でした。私が初めて食べたスープカレーの原体験、はっきり記憶は無いのですがどこかのスキー場(それも北海道だったかも)のレストハウスで食べたスープカレーがおいしくて、家で作ったり店に行ったりしてきました。しかし、どれもそれなりにおいしいものの、「なんかあの時と違う」とも感じていました。それがついにまた巡り合うことが出来ました。辛さで頭に汗をかきながら「これが食べたかったんだよ」という思いで満たされました。

大通りバスセンター前のバス停から、12時24分北見行きに乗ります。バスセンターではなく、その前のバス停というのがややこしいです。

バスの旅は乗り換えもないしトイレもあるし楽ちんです。3列独立しーとなので隣に知らない人が座ることもない。そして、真冬の北海道内陸部の景色まで見られるなんて最高です。圧雪や凍結がある道のりは事故の不安もよぎったのですが、そこは関東の雪道とはわけが違う。除雪融雪もされているし、ドライバーもみんな走り慣れているので、驚くほど普通に車が行きかっています。

途中2回の休憩がありました。バスの中は暑いくらいなので、炭酸が飲みたくなりました。

都市部を離れると電波状況はなかなか厳しく、スマホはあまり使えませんでしたが、景色を見たり寝たりで、全然退屈することはありませんでした。

18:10 北見駅に到着。-10℃、さすがの寒さです。

北見第一ホテル。駅からすぐの場所にあります。最近リニューアルしたらしく、きれいだし安いし便利な場所で言うことなしです。

ホテルで一息ついた後、身支度を整えて7時ころに夕食を求めて出かけました。
駅前から少し歩くと、焼き肉店や飲み屋やラーメン屋が立ち並ぶ繁華街がありました。前日のジンギスカンがイマイチだったので、ちゃんとした焼いて食べるタイプの店に行きました。

高級な店もあり、「せっかくだから…」という考えもよぎったのですが、私は別にグルメがしたいわけではなくて、普通のジンギスカンを普通においしく食べたいだけなんだと思いなおして、ベーシックなジンギスカンを選びました。期待通りのものが出てきて、美味しかったし満足できました。

食後、初めての街ブラライブをしました。-12℃での街ブラ、寒かったけど偶然イルミネーションを発見したり、ちょっぴりドラマチックでもあり、良いライブになったなと思います。

ジンギスカン、味は満足だったものの、量がちょっぴり物足りなくて、ホテルに帰ってから夜食を食べてしまいました。春雨とオールフリーに罪悪感が現れていますかね。

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