2025・11・29(土)、ぶた練に初参加。
今年のこれまで
昨年12月8日のJAGE杯最終戦以来の走行となりました。
最終戦前日練習での転倒による怪我(打ち身)や車体の破損、そして何より心理的なダメージ(恐怖心や成長の頭打ちを感じたこと)もあり、やる気が出なくなってしまいました。ちょうどラジコンに熱中していたこともあり、やる気が出るまでジムカーナは休むことにしました。
6月の下旬ころに、「そろそろ練習再開するか」と思っていたところ、7月に入って夏風邪をひき、やっと治ってきたと思った8月に今度は新型コロナにかかりました。さらに後遺症(ブレインフォグ)が残り、体に負荷がかかると体調を崩してしまうので、少しずつ少しずつツーリングやラジコンなどを再開していました。しかし体に負担のかかるジムカーナはなかなか再開できず、ついに1年ぶりとなりました。
今回は
今回は那須モータースポーツランドで開催されている「ぶた練」に初めて参加させてもらいました。
以前参加してみようかと思ったこともあったのですが、満員になっていて断念していました。今回は申し込み開始時刻に合わせて申し込みし、無事参加できました。
2,100円と参加料も安く、たくさん走れるし、ブランクのある身としてはありがたかったです。
車両の状態は昨年の最終戦のまま。エンジンオイルとブレーキフルードは交換し、タイヤはフロントQ5練習用、リアはスーパーコルサです。
気温は15℃くらい。快晴でタイヤの冷えの不安も感じず、絶好の練習日よりでした。空気圧は温感1.8(前後)で行きました。
午前の走行
走行①
51.520
45.518
43.771
42.803
41.998
42.321
43.127
40.984
41.122
40.873
41.115
40.863 ☆
走行②
43.568
40.992
40.422
40.385
39.780
40.708
39.567
39.448
39.501
39.322 ☆
走行③
46.622
42.072
40.845
40.040
39.265
38.972
38.950
39.067
38.656 ☆☆
38.663
午後の走行
コース変更
走行①
49.372
44.176
41.721
42.499
41.040
40.719
41.152
40.241
43.717
走行②
44.767
41.374
40.183
39.927
40.142
39.326
43.589
39.548
39.069
38.836
走行③
フロントサスの付き戻し量変更 9mm→7mm(車高が下がる方向)
44.048
39.257
39.291
39.657
38.638
39.681
38.554
38.039 ☆☆
まとめ
午前コースのトップタイム比 103.994%
午後コースのトップタイム比 105.022%
いつもタイムを気にしてしまうのですが、1年ぶりということもあり、タイムに意識が行き過ぎると心が疲れるし怪我のリスクも上がるので、人のタイムを意識せず、自分のタイムだけをちょっとずつ改善することに集中しました。
久しぶりに乗る390DUKEはさぞや乗りずらくて違和感や不安感があるのだろうと思っていたのですが、意外とすんなりと走れました。とはいえ良いペースというわけにはいかず、体感でも他の人と比べてさぞや遅いんだろうなと思いましたが、ここはグッと我慢して、「慣れてくれば自然にタイムは上がる」と信じることにしました。
1セット目、40秒後半までは行きましたが、39秒や38秒のイメージは全くわきませんでした。
2セット目も引き続き走り込みでしたが、自然とバンク角が深くできるようになって39秒台前半まできました。
3セット目、ブレーキから加速への繋がりや頭の向きを意識することで、スムーズさを少し向上でき、38秒6がでました。
午後のコースは緩いターンが少なく、苦手なフリーターン、しかも外側パイロン規制付きだったので非常に苦労しました。最初の数本は足つきやパイロン接触、コースアウト等でまともに走れませんでした。午前中はあまり気にならなかったエンブレも邪魔に感じたし、270度ターンも上手く曲がれずエンスト転倒しました。午前中は結構気持ちよく走れていたのですが、コースの性格が変わってこれほど走り心地が悪くなるとは思いませんでした。
午後の2セット目、少しずつ慣れて来て、苦手のフリーターンを奇跡的にうまく通れて38秒台まで行くことができました。
午後の3セット目、林さんから「2次旋回を良くするために前荷重を増やしたほうが良い」というアドバイスがあったので、フロントの車高を2mm下げました。走り始めると1次旋回も曲がりが強まり、ターンインのタイミングが同じだとパイロンに当たってしまうため、タイミングの修正が必要でした。漢字が掴めて来たら旋回力を生かすことができるようになり、なんと38秒0までタイムが短縮できました。これは本当にフリーターンがたまたま上手く行っただけですが、成功率を上げればこのタイムがちゃんと出せるだけのポテンシャルがあるということですので、やはり一発タイムでも良いタイムは嬉しいです。
ただ、フロントの車高を下げると中速コーナーでハンドルが切れ過ぎて車体が寝かせにくくなるなどのネガが起きる可能性があるので、トミンサーキットなどでどうなるか様子を見る必要があると思います。長野練なんかはこのセッティングのほうが良かったのかもなと思いました。
感想ですが、去年は結果を求めるあまりタイムを気にし過ぎていて苦しかったのだなと思いました。間を空けて気持ちもリセットできたので、結果を求めすぎず、焦らず車体の動きや操作の仕方と向き合って、自分の納得できる走行内容を目標にしていけば、自分のペースで楽しめるのかなと思いました。と言っても結局は競技なんで、タイム出ないと…になっちゃうと思いますけどね


コメント
1年ぶりのジムカーナ。
走ってる姿をみれたことがまず嬉しかったです。
タイムも徐々にあがりブランクはもっと酷いと思っていたので意外でした。また練習を重ねてゆっくり取り組めますように。👍️