ツーリング

中禅寺湖キャンプツーリング

みなさんこんにちは!
6月初めにトリッカーで中禅寺湖へキャンプツーリングしてきました。

左は車の駐車場、受付まではまぁまぁ距離があります。バイクは右の写真の先まで入っていけます。

こちらが受付。木の橋を渡って右側が二輪駐車場です。キャンプサイトへの乗り入れが出来ないのは残念ですが、ここまでは入れれば荷物の運搬にも防犯上も嬉しいですね。

菖蒲ヶ浜キャンプ場。
中禅寺湖でキャンプできるのはここだけかと思います。

料金はテントのみだと1,500円。予約不要、というか予約は受けていないようです。
私のようなハイシーズンや土日祝を避けるタイプのキャンパーには、気楽に来れていいシステムです。

最近はコロナ禍とキャンプブームの影響で予約制のキャンプ場が増え、当日だと入れないところもあるし、利用料も上がる傾向な中でありがたいことです。一方で、混雑する時期や曜日に利用する人は、早めに到着しないと入れなくなる可能性があるので大変かもしれません。

キャンプサイトまでは距離があるのでリヤカーを借りることが出来ます。台数は10台くらい並んでいましたが、それでも混雑時は並んで順番待ちをしなくてはならないようです。

このキャンプ場の素晴らしいところは何と言ってもこのロケーション!
中禅寺湖の湖畔ギリギリにテントを張って、湖と男体山を見ながら、夜は満天の星空というわけです。

この場所は砂地なのでペグは固定できないのでしょう。張り縄用に大きめの石がゴロゴロ。ここはロケーションは最高ですが、風があるとちょっと辛そうです。

私は土のエリアで良い場所を探したのですが、この日は平日ながらまぁまぁの利用者がおり、湖に面した場所は微妙な間隔を開けつつもほとんどが埋まっていました。
男体山を背にしたサイトの一番隅、やや地面の傾斜が気になる場所だけが空いておりました。内側に入ればいくらでも平らで寝やすそうな場所はあったのですが、やはりわざわざ湖キャンプに来たので、湖岸の場所を選択しました。

設営完了!
設営場所を調節して、ごつごつせずに寝られる場所に張ることができました。

今回は家からオガ備長炭を持ってきました。箱買いして家にストックしているものです。

オガ備長炭はおがくずを再利用して作られたもので、普通の備長炭よりかなり安く購入できます。
ホームセンターなどで売っている安い炭は大体キロ130円位ですが、こちらはキロ220円というところでしょうか。ちなみに以前であれば安炭キロ100円、オガ炭キロ200円で、2倍でしたが、差が縮まっていますね。

しかし能力は2倍どころではありません。安定した火力が何時間も続き、少ない量で長く使うことが出来るので、個人的にはかなりコスパが良いと思います。なかなか少ない量は売っていないので、10kgを買って家から持ち出していますが、頻度が少ないこともありますが、一向に使い切りません💦

安い炭は火が着きやすくて良いのですが、炎が消えて白くなって来て、「さあこれから調理しよう」という段階から、燃え尽きるまでが意外と早くて、のんびりやっていると火力が落ちてしまって焦ります。しかし炭を足せば今度は炎が上がって調理し辛かったりと、なかなか悩ましいです。

一方オガ備長炭ですと、初めから炎はほとんど上がらず、火が入った状態が安定すると簡単に崩れたりもせず、ひたすら形を保って赤く燃え続けてくれます。強い火力を安定的に長時間維持し、この日も3時間くらい燃え続け、寝るときになっても燃え尽きなかったので最後は水をかけて消火したほどです。

しかしながら、デメリットもあります。備長炭特有の、「着火し辛い」ということです。

この日は着火剤と紙を使って着火を試みたのですが、ほとんど火が入る気配がないままにどちらも燃え尽きてしまいました。
結局100円ライターを利用したガストーチで炙るしかなくなりました。このトーチはもしかしたらこういった連続使用はNGかもしれません。お勧めしませんし、ご注意ください。スイッチを押す指が痛くなりました。

青い高温の炎のおかげか、何とか赤く発光する状態になりました。しかし油断しているとすぐ白くなって消えそうになるので、火吹き棒で必死こいて酸素を送り込み続けなければなりませんでした💦

これまで火吹き棒が必要などと思ったことはなかったのですが、この焚火台セットに入っていてそのまま持ってきたのが役立ちました。

これまでいくつも焚火台を購入してきましたが、このタイプ(ピコグリルのコピー商品ですが💦)は安くて軽くて組み立てやすくて収納性も燃焼も良く、上に物を乗せることも出来て焚火もBBQも出来るし、あらゆる点で最高です。ペラペラなので耐久性はあまり期待できないですが、ヘビーユースでなければ十分だと思いますし、この値段ならまた買えば良いと思えますね。かなり満足しています。

ちなみに本家はこちらです。もちろん良い製品なのでしょうね。
こういう本物を使えるカッコイイキャンパーになりたいですw

今回はテーブルをベニヤ板の簡易タイプにし、シートバッグにスペースが空いたので食材と炭を持ってくることが出来ました。食材はこのソフトタイプの保冷バッグに入れてきました。

この日のメインはホルモンと鶏モモ肉です。割引品を買って冷凍していました。凍ったまま保冷バッグに入れてきましたが、昼過ぎの出発だったこともあり、鶏肉はまだ溶け切っていませんでした。しかし夏場に朝からの出発だったら鮮度維持は厳しいでしょう。

この日新たに導入したキャンプアイテムがこのフライパンです!
前回のキャンプで、「ご飯ものを温めたり皿の代わりに出来るような鍋が欲しい」と思って、さっそく買ってしまいました。
これはもうコスパとかではなく、雰囲気重視です。”キャンプを盛り上げる使ってみたいアイテム”の存在は大事ですよやっぱり。

蓋は必要ないような気もしましたが、キャンプ場で蓋が欲しくなっても手遅れなので、買ってしまいました。穴が開いていて別売りの取っ手を差し込むタイプですが、正直使い勝手は微妙ですね。別部品というのはイマイチです。ただ、普通の鍋蓋のように出っ張った取っ手が付いていてはパッキングで嵩張るし、なかなか難しいところです。

日光でコンビニによって買った冷凍チャーハンです。もうかなり溶けて柔らかくなっていました。冷凍焼きおにぎりもおススメです。

というわけで配置が完了しました👍

このセカンドグリル、いらないかな?とも思いましたが、持ってきて良かったです。調理をするうえで、鍋の置き場として活躍してくれましたし、より雰囲気も出ます👍

チャーハンを炒めて、シェラカップを器にします。シェラカップも食材入れ、皿、カップ、鍋替わりとして使えてとても重宝するし、キャンプの雰囲気も引き立ててくれます。キャンプ歴長いのに購入したのは去年なんですけど、やはりロングセラーなだけあって良いです!

ホルモンを玉ねぎとともに痛めています。なんだかもつ煮っぽくなっています💦
今回は包丁やまな板は使っていません。玉ねぎは切って袋に入れて持ってきました。

備長炭が安定してきたので、鶏もも肉を焼きます。
今回は雰囲気と暖を取るためがメインで炭を持ってきましたが、せっかくですから炭焼きです。

強い火力ですが熱源から離れているのでじりじりと焼きあがります。これまではすぐに焼けてしまって焦げてきて慌てて食べることが多かったのですが、こういうじっくりのほうがソロキャンプには合っていますね。

夜は星空を見ながら…と言ってもそんなに優雅なものでもなく、夜中にトイレに目が覚めたらこんな感じでした。
中禅寺湖は山奥感はありますが、実は日光市や宇都宮とはそれほど離れていないので、こうして長く露光すると光の影響が見られます。

翌朝。
さわやかに晴れました!

湖畔にテントのこの雰囲気、最高ですね。

まずはお湯を沸かしてモーニングティーをポットに作っておきます。これでいつでも暖かい紅茶が飲めます。ポットは本当に欠かせないです。

自宅から持ってきた食材で朝食です。
このフライパンで目玉焼きをやりたくて仕方なかった!! でも玉子一個だとちょっとフライパンが大きいですね。

朝は定番のホットサンド。ホットサンドメーカーは嵩張りますが、いろいろな調理に使えるので持ってきたいアイテムです。

本当はサルサソースやピクルスも入れたかったのですが、さすがに持ってこれませんでした💦

熱いので食べるときはご用心!!

この後は群馬の秋鹿林道、万沢林道を楽しんで帰りました。
動画もぜひご覧ください!!

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