2024年9月15日、ダンロップ杯第4戦に参加しました。34℃とまだまだ暑いハードなコンディションでした。
今回の目標
これまで通り、まだ未達成である「公式戦でのC1クラス入賞(6位以内)」が目標です。が、内心はエンジンもオーバーホールしたことですし、いっちょ表彰台…いや優勝ぶちかましてやる!!という気持ちでした。
今回のコース
キツイところはなく長い直線もない、中速コースという感じです。序盤の緩い左の区間、2速を使うか迷うところです。
目玉(と言っていた)区間の中とフリーターンもどちら向きに回ろうか悩みましたが、現場で入りやすさ、出やすさを考えた末、全部左回りすることにしました。
私の場合一番ロスするのは中の回転なので、しっかりサスを縮められるように一番勢い良く回転に入れる走り方を重視しています。今回は目玉①は出口重視、目玉②とフリーターンは回転への進入重視で決めました。どちらかというと右回りが得意で、左回りで足を着くことが多い気がするのですが、そこは気合で何とかすることにしました。
走行結果
第1ヒート
1分31秒094 7位
走行内容は概ね満足です。ただ、全体的に路面をまだ信じ切れていない走りで、バンク角が浅かったと思います。また、序盤の左ターンはやはりレブリミットにあたったので、2速に上げることにします。
トップタイムは1分29秒2でした。
第2ヒート
1分30秒100 足つき2、パイロン接触1(ペナルティ+3秒)
結果と感想
C1クラス 12位
トップタイム比 108.60%
第2ヒート、ノービスやC2クラスの人たちがタイムを伸ばしている様子だったので、コンディションが良くなっているのではないかということと、ウォーミングアップでいいフィーリングが感じられたので、「29秒、いや、ちゃんと攻め切れば28秒台いける!」という気持ちになりました。
そういうタイムや順位を意識する気持ちは良くないので、「走りに集中しよう」と自分に言い聞かせたのですが、スタート位置に着いたとき、なにか嫌な緊張感と不安感に囚われました。「これはマズい…」ということで「上手くいく、上手くいく」と言い聞かせてスタートしたのですが、見事に序盤の3本パイロン回転のところでふらついて足つきしてしまいました。
このセクションは「一本の回転を回るような感覚で入ろう」という気持ちと「それではパイロンに当たってしまう」という気持ちの揺らぎがあって、結局一本の回転に入るような速度で進入し、舵角が少なかったためにバランスを崩しました。
それ以前の話として、スタートのリアクションタイムで1ヒート目より0.16秒ロスしていました。(1ヒート目のリアクションタイム、0.25秒、2ヒート目のリアクションタイム、0.41秒)
足つきの以降、もうタイム更新は諦めて、せめて生タイムだけでも爆上げしたいということで、本当に「足つき上等!」という勢いで攻めました。
1ヒートと2ヒートを動画で比較してみると、スタートの出遅れ、左回りの足つきロス、そしてフリーターンもちょっと入りが浅かったため出口がきつくなってしまったロスと、旋回自体もバイクのバンクが浅く、ロスしました。2ヒート目は0.9秒のタイム短縮にとどまりましたが、ミスを除けば1.5秒くらいのタイム短縮ができる走行内容だったと思います。
それが出来たとしても1分29秒中盤くらいだったと思われるので、まだまだだなと思いました。
最近はスタート前は割と自信があるか、あるいは吹っ切れたような気持ちでいたので、自分なりに納得できる走りができていたのですが、結果を意識するとやはりダメですね。豆腐メンタルなのはわかっていましたが、やはり課題として現れてきました。