2025・5・11(日)、つくばラジコンパークでラウンドレース新4WDストック13.5Tクラスに参加しました。
目標
今回はダブルジョイントユニバーサルシャフトと荷重の違う新しいスプリングをレース当日のぶっつけ本番投入でした。良くなることを期待していますが、変化に対応できるかどうか。ただ、どうせこれまで通りだったら最下位争いなので、悪くなってもこれ以上落ちることは無いので特に不安はなかったです。



朝の練習ではいきなりサスアームを折ってしまいました。しかしもしかしたら前回の練習ですでにひびが入っていたのかもしれません。
サスアームを変えて走行し、16秒780というタイムで、まぁまぁのフィーリングです。
予選1回目
順位 4位/7名
ベストタイム 16秒237 (これまでのベスト 16秒400)
なんとベストタイム更新でした。
動きとしてはインフィールドはちょっと曲がり過ぎてしまうのと引っかかりやすかったです。スプリングの影響というよりは、路面のグリップが高くなった影響のような気がします。右側の高速コーナーは今までより少し曲がりやすかったです。これはスプリングの効果かもしれません。
操縦台前から右に折り返したところの2こぶで3回転倒、4連の1個目でも転倒、山で転倒。山以外の転倒はグリップが高すぎて引っかかってしまう影響でした。

速い人の走りを見て、「重心を下げればいいのかもしれない」と思い、昼休みの1回目の走行はバッテリー下にウエイトを入れてみましたが、効果は感じられませんでした。
事前整備でフロントのキャンバーを4°から2°にしていたのがマズかったのかもしれないと思い、2回目の練習では元に戻して走ってみましたが、やはりこぶで引っかかり転倒ました。あそこはとにかくまっすぐ通過するようにして、特に着地の時にハンドルを切っていない状態にするように気を付けるしかない感じです。
昼の練習では16秒668でした。
予選2回目
順位 4位/7名 (全体順位17位/20名)
ベストタイム 16秒617
10周目まではコンスタントに安定して走れていたのですが、11周目に山の後の小ジャンプで転倒、12周目は転倒した車両にぶつかってロス、17周目、またしても山の後の小ジャンプで転倒しました。ただ、自分のレベルとしては転倒に気を付けながらもそれなりに攻めた走りの中で17周で転倒2回は上出来だったと思います。
コンディションの変化で他の方も少しタイムは落ちた印象でした。キャンバー調整の成果は良くわかりませんでした。とにかく頑張ると転倒してしまうので、難しいコンディションでした。
ちなみに転倒したポイントは後でAメインの決勝を見ていたら、上手い人はブレーキを使っているようでした。オーバースピードだからコケるというのはわかっていたのに、なぜブレーキを使うという考えにならなかったのか…

決勝・感想
決勝Cメイン 1番スタート 1位ゴール/4名
ベストラップ
17秒773 (ここまでの自己ベスト 16秒237)(参考:Aメインのベストラップ 15秒278)
決勝はこれまでにないレースを展開することになりました。Cメインの他の参加者のタイムペースは同じくらいのようだったので、ミスが少ない方が勝つ戦いになるかと思ったのですが、スタートしてみると1周目で2位が離れたことで、2位との距離感を見ながら走ることができることに気づきました。台数が4台と少なかったのも差を見やすくしてくれました。
初めは注意しながらもそれなりのペースで走ろうとしていたのですが、2位の方が追いついてきては転倒して離れるという展開になり、「とりあえず追い付かれるまでは転ばないように走ろう」と、安全運転モードに切り替えました。いつもは「順位はどうせダメだから自己ベストを更新しよう」なので、全く正反対のレース展開になりました。遅いのはダサいけど、「絶対転ばない!」もまた一つのレース戦略。ここは鉄の意思で安全運転に徹しました。最後、後方から猛追されペースを上げようとしたのですが、すっかり遅いペースのリズムが出来てしまったので思ったようにペースを上げられず結果は0.1秒差、の薄氷の勝利でした。タイムは遅いし、ちょっと卑怯っぽい勝ち方ではありましたが、非常に転びやすいコンディションの中「1回も転ばない」を徹底してやり遂げた一つの成果です。ゴールが近づくにつれてどんどん緊張も高まっていました。前回は、「ただ後方を単独で走るだけだし出る意味あるのかな」という気持ちになっていたところ、思わぬ結果が得られてとても嬉しいです。
